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日本企業が挑む宇宙資源ビジネスについて。視聴者からの声は「懲りずに挑戦して欲しい。日本の技術が衰退しないように」など。アジアの民間で初となる月面着陸への挑戦は先週金曜日失敗に終わった。ispace・袴田武史CEOは「着陸ができていませんので失敗」とコメント。2023年に続き2回目の失敗。1回のミッションには100億円近くかかる。日本航空は着陸船の組み立て、シチズン時計は軽くて強い独自の素材スーパーチタニウムを提供、スズキは着陸船のボディーや着陸脚の構造解析をするなど100社近くの支援を受けている。再来年には月面着陸を目指すという。1969年、アポロ11号船長ニール・アームストロングが月面に初めて足跡を残した。人類が月に到着して約60年。東京大学大学院・宮本英昭教授は「月には無限に資源があり、莫大なビジネスができるんじゃないかというのが当然の流れ」と指摘する。月にはアルミニウム・レアメタルなど抱負な資源が眠っていて、国際法で誰のモノと決まっていないため早いもの勝ち状態だという。中国は2019年、月の裏側に世界で初めて探査機の着陸を成功させている。アメリカの民間企業も月面着陸に成功。日本・ドイツ・ルクセンブルクも月面着陸にしのぎを削っている。高砂熱学工業は月面用水電解装置を開発し、初の月面で水素と酸素の生成を目指す。アメリカNASA主導のアルテミス計画は来年にも月面への有人着陸を目指していて、日本を含む34カ国が参加。