深刻 驚異的な繁殖力 “地球上最悪の侵略植物”

2026年10月16日放送 14:35 - 14:41 フジテレビ
とれたてっ! (ニュース)

農業に影を落とす、地球上最悪の侵略植物「ナガエツルノゲイトウ」。特徴は、驚異的な繁殖力。約2週間で10cm近くまで芽が成長し、芽と根が両方とも伸びていく。米農家・山崎さんは、堤防決壊による水没で、米20トンほどが全滅し、被害額は約2000万円に。そんな中で、ナガエツルノゲイトウが田んぼに流れ込み、次の米作りにも支障が。除去しようにも、費用や手間がのしかかり、頭を抱える日々だという。実は先月の台風の前にも、大和田排水機場では、まだ大量の水草が引っかかってる。ここは、印旛沼の水位が上昇した時に、東京湾へ向けて排水する施設。8月に、千葉県を豪雨が襲った際、上流からナガエツルノゲイトウとみられる植物が押し寄せ、ゴミの流入を防ぐ柵に絡み付き、排水ポンプ1台が停止した。夜通し、重機で除去されたものの、地域住民からは、残ったナガエツルノゲイトウが、また繁殖するのではと不安の声が。茎の中が空洞で水に浮きやすく、水上でも大繁殖するナガエツルノゲイトウ。その猛威を物語る場所が茨城県稲敷市を流れる新利根川。橋の下に水草が大量に発生している。川を埋め尽くさんばかりに生えている。その水中のようすを捉えた映像では、先が全く見えないほど、太い茎と根がビッシリと絡み合っている。この折れた茎や根の断面から、次々と再生し、繁殖を続けるという。水面に広がるナガエツルノゲイトウが、船の行く手を阻む壁のようになっていた。自然の生態系をも脅かすこの厄介者は、東京都内でも。先月11日に、東京・江戸川区の葛西臨海公園で撮影された写真。海岸近くでナガエツルノゲイトウが確認された。この公園には過去にも何度か漂着したが、今年は台風や長雨の影響で、特に大量に流れ着いた。取り除いても、取り除いても、また生えてくる、イタチごっこの状態になっている。農水省によると、茎や根のわずか1cmの断片からも再生可能。ナガエツルノゲイトウはこれまで全国の30都府県で確認されている。


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