渋谷のIT社長が地方を変える

2025年10月10日放送 22:28 - 22:37 テレビ東京
ガイアの夜明け 移住で夢を叶える!

夜のJR桐生駅の近くに、ネオンが輝く店があった。店先には薪が積んである。今氏さんが自分で切り出した薪をここへ運んでいた、さらにその薪を順次店内へと運び込む。今氏さんは1年前サウナを開業、桐生の薪を売りにしている。この本格的なサウナは、若者たちを中心に駅前の人気スポットになっていた。本格的な深い水風呂もある。今氏さんには別の顔があり、商店街の一角に今氏さんの経営するIT系の会社「CICAC」がある。廃業していた子供服の店舗を改装し、4年前にオフィスを開設した。コンピューターの前の姿が今氏さんの本業。埼玉で育った今氏さんは、高校卒業後アメリカに留学しデザインを学んだ。帰国後、IT大手サイバーエージェントを経て8年前に独立。渋谷にオフィスを構え、企業のシステム開発を手がけていた。少数精鋭で年商は5000万円ほどだった。会社のスタッフの1人が桐生出身という縁から、初めてこの地を訪れた。今氏さんが桐生に来てから取り組んでいるのが、地元タクシー会社と組んだ地域課題の解消。午後2時、その配車センターを覗いてみると依頼を断るというまさかの事態が起きていた。コロナでタクシーの需要が激減し、ドライバーの離職が進み今の深刻なタクシー不足の原因に繋がった。駅前でさえ昼だけでなく夜もタクシーがいない。その解消のために、今氏さんが開発に取り組んでいたのが「日本版ライドシェア」。今氏さんは、桐生周辺で便利に使える配車アプリを独自に開発し、去年11月実用化にこぎつけた。地元も大いに期待を寄せている。群馬県では桐生市が初めての導入となった。早速今氏さんも動き出し、向かったのは市内のビジネスホテル。ターゲットは桐生に観光やビジネスで来た人たち。多くの人に利用して貰おうと、自ら市内の店を回って広める。
午後6時、配車の電話が多い時間帯。ライドシェアのドライバーが初めて出勤してきた、二種免許は持っていない。初日は今氏さんも車に乗り込み、様子を確認させてもらう。街の中心部へ、ライドシェアのドライバーに応募してきたのは普段は運送関係の仕事をしているという男性。すると、配車依頼が入った。相手の場所を確認し、利用者第1号は若い女性だった。行き先は友人が待つ飲食店。走行距離は約3km、料金は1610円。タクシーとほぼ同額。ライドシェア初日、利用者は7人。若い人を中心に好調な滑り出し。半年で桐生市のライドシェアの利用者は2000人を超えた。しかし、開発したアプリに想定外の事態が起きる。


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