ZIP! ?よミトく!
東京・渋谷駅周辺は100年に1度と言われる再開発が進められている。あさって新たな改札口、来週には商業施設がまた全面開業する。新南改札、Shibuya Sakura Stageは、スクランブル交差点やハチ公像より南側で、国道246号のさらに南側にできる。新南改札は、あさっての始発から使用可能。これまでは埼京線ホームからしかアクセスができなかった。山手線に乗るためには、移動に6分ほどかかっていた。新南改札は駅中心部の3階に移ったことで、山手線へも直接アクセスが可能。新南改札の前にあるのがShibuya Sakura Stage。ハローキティなどサンリオのキャラクターのポップアップ型ショップ「Sanrio」や約16万冊の在庫を展開する渋谷エリア最大級の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」、フードホールなど37のテナントが来週木曜日にオープンする。KATE TOKYO渋谷桜ステージ店では、タブレットを使いAR技術で自分の顔にメイクをのせることができる。世界に1台しかない機械では、自分に似合うメイクを提案し、AIが26色から4色をチョイスし、購入可能。渋谷駅周辺の再開発で、人の流れが変わるという。東急不動産・星野浩明社長は「改札、歩行者通路、デッキ、渋谷駅周辺ではかなり人がスムーズに行き来できるようになる」と述べた。Shibuya Sakura Stageの場所を紹介。新南改札が国道246号近くに線路をまたぐ形でできたことで東西南北のアクセスが簡単になってくる。渋周辺の再開発は、100年に1度の大規模開発と言われていて、2012年から始まっていて、2027年度には終了する予定。2012年・渋谷ヒカリエや渋谷ストリーム、渋谷スクランブルスクエア、先週渋谷アクシュが開業。再開発はまだ続いていて、3年後には渋谷スクランブルスクエアの残りの棟が開業予定で、同年にホテルや住居が入る複合施設・Shibuya Upper West Projectが竣工予定。渋谷はすり鉢状の地形になっていて、道玄坂や宮益坂と坂で囲まれている街。2027年以降には歩行者通路・スカイウエイが完成予定で、道玄坂から宮益坂がつながる。渋谷再開発協会・横山和理常務理事「渋谷中心部への一極集中がなくなり、より渋谷の魅力を楽しんでもらえるのでは」という。