温暖化影響で塩湖から水”消えた”

2024年11月13日放送 16:39 - 16:42 フジテレビ
イット! (ニュース)

気候変動対策を話し合うCOP29が今週から始まった。観光地としても有名なトルコ・トゥズ湖は多くの塩分を含む湖で、塩の生産も行われている。塩を採るためには地下にある塩が水を介して地上に上がってくる必要があるが、湖の水は25年前と比べて10%ほどにまでに激減。業者も対応を求められ、塩を採るために地下水をくみ上げて人工的に湖を作り上げているという。干ばつに加えて、違法な井戸から大量の地下水をくみ上げ続けた結果、トルコでは240の湖のうち約8割が消滅した。フラミンゴの繁殖地としても知られるトゥズ湖。3年前、湖の水が干上がったため、生まれたばかりのヒナなど約5000羽が餓死した。こうした事態を避けようと、専門家は水が少ない環境で育っている植物の遺伝子を分析し、その遺伝子を移植して水が少なくても育つ麦などを新たに生み出そうとしている。


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フラミンゴアゼルバイジャントゥズ湖イスタンブール(トルコ)国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議セルチュク大学

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