DayDay. GOOD FOR THE PLANET #グップラ
災害に備えるプロジェクトがスタート。ランチ時のオフィス街やイベントでも活躍のキッチンカー。キッチンカーは東京都だけで6000台以上。ランチやイベント以外でも活躍が期待されるのが災害。能登半島地震では約1年で600台以上のキッチンカーが現場に集まり活躍した。南海トラフ巨大地震でもキッチンカーが必要とされている。大災害に備えて防災キッチンカープロジェクトがスタート。まずは改造するキッチンカーのベースを選ぶ。ガスコンロやオーブン搭載で約1000食分の調理に対応できるが、問題は夏場の温度。トラックタイプのキッチンカーだと冷房設備の改造・電源などが必要になる。最新式のキッチンカーは水素で動く。水素発電で数日のオール電化調理が可能。水素ステーションがそこまで広がっていないことが課題。さらに収納が少ないのは災害時にはマイナス点となる。岩手県大槌町を拠点にキッチンカーを展開する藤原朋さんは熊本地震の際に約1500キロの距離を駆けつけ約1万食の炊き出しを行った。藤原さんによるとキッチンカーは調理に加え、必要物資の運搬活躍できることも重要だという。マイクロバスタイプはキャンピングカータイプだが、大型だと狭い道を通れないという課題もある。南海トラフ巨大地震などの災害に向けて防災キッチンカーづくりはどのように仕上がるのか?