ZIP! ?よミトく!
物価高が続き家計を助ける手段としても注目されているのが買い物などでもらえるポイントを貯めて活用する「ポイ活」。中でも増えているのが何かをするだけでポイントがもらえるサービス。ある総合ショピングサイトの調査によると、30~50代の男女600人を対象に「2025年度買い物をする際に意識したいこと」を調査したところ節約やコストパフォーマンスを上回ったのが6割以上の「ポイントを貯める・活用する」だった。ポイ活に詳しい専門家によると今なにかをするだけでポイントがもらえるアプリも増えているそう。1つ目は「キャッシュマート」というアプリで、テーマに沿って写真を撮って送るだけ。専用のアプリを開くと買い取ってくれる写真のテーマがいくつか表示される。この日は自然、レシート、包丁の写真というテーマだった。桜のキレイな時期だと「花びらの写真」などというテーマもあったそう。写真1枚につき0.4~100円相当のポイントがもらえるそうで、そのポイントを貯めるとギフトカードなどに交換できる。「不満買取センター」は不満を言うだけでポイントがたまる。不満1個につき1~10ポイントもらえる。具体的かつ現実的な改善案を入れると高ポイントがもらえる。この2つに共通するのは消費者の声をもとに商品やサービスの改善に役立てるというところ。ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」のアプリもそのひとつで、「majica」というアプリを導入している。対象のカードで支払うと1.5%還元され200円につき3ポイントが付与される。会員になると口コミを書き込みできるようになっていて、そこで人気だった商品が1~3割ほど安くなるそう。この口コミを企業側が商品の改善に役立てている。