独自技術の”次世代医薬品” 熊大発ベンチャー企業世界へ

2024年10月19日放送 17:10 - 17:14 日本テレビ
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今月、サンフランシスコで行われた世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップW杯2024」に熊本の企業が登壇。熊本大学工学部の勝田陽介准教授は3年前、創薬ベンチャー「StapleBio」を設立した。取り組むのは世界初の技術、Staple核酸を利用した次世代の医薬品。Staple核酸は狙った遺伝子上の2点をホチキスで留めるようにして近づけ、特殊な構造を作る。この部分が病気の原因となるたんぱく質の量を調整し、薬の役割を果たす。勝田さんはこの技術を使って患者の数が少ない希少疾患の治療薬の開発を目指している。研究室に所属する学生の中には家族のために研究を続ける人も。修士1年・松本愛優さんの祖父は現在の医療では治せない心臓の病気を患っている。StapleBioは決勝に進むことはできなかったが各国のトップレベルの企業と触れ、勝田さんは研究の意欲を高めていた。


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