独自 ”空白の3年”現地の声は フィギュアスケート ロシア

2025年4月11日放送 22:52 - 23:01 テレビ朝日
報道ステーション (スポーツニュース)

2022年、フィギュアスケート界で起きた事件は世界中に衝撃を与えた。当時15歳のカミラ・ワリエワにドーピング違反が判明。その直後に始まったのはウクライナへの軍事侵攻。ロシアは国際大会から排除された。いまだ戦争もドーピング問題も解決しない中で、国際スケート連盟が復帰を認めた。各種目1名のみの参加・団体戦の出場禁止・軍事侵攻を支持していないか徹底的に調査する。賛否がある中での復帰となるロシア。ISUに詳しいドイツ人ジャーナリストは「選手は政府に対して責任はない」などと話した。ロシアの復帰により見込めるものは、フィギュア界全体のレベルアップだという。ロシア不在の間、ISU公認の大会で4回転ジャンプを成功させた選手はわずか1名。その間に世界選手権を3度制してきたのが坂本花織。再びロシア選手と対峙することについて、「自分を試せるから戦いがいがある」などと話した。
ロシアでは国技とも言えるフィギュアスケート。国民は国際復帰を待ち望んでいる。国民が大きな期待を寄せる中で、ロシア選手たちはどのように過ごしていたのか。北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワは、この3年間で新しい大会がたくさん生まれたという。出場できない国際大会の代わりに数々の国内大会が新設。その中で台頭してきた逸材は、アベリア・ペトロシアン。ロシア選手権2連覇中の17歳。最大の武器は4回転ジャンプ。トップ選手が集う練習施設に、特別に取材することができた。国際大会にでられなかったこの3年間について「長い間心を痛めながら耐えてきた」などと話した。ペトロシアンを指導するのはエテリ・トゥトベリーゼコーチ。ドーピング違反したワリエワら多くのメダリストたちを排出してきた。現在は国内で厳しい指導をする日々。この3年間について「最初は国際大会に出場できないことに納得できない気持ちがあった。周囲からの視線もよく理解していた。そろそろ国際大会にでないと。私たちは試合勘を失っている。そんな中で演技をさせたらどうなるか、おもしろいでしょ?」等と述べた。


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