シューイチ 田辺大智リポート
猛暑が続く中、注意が必要なのが手持ち扇風機やモバイルバッテリーによる発火事故。どう防いだら良いのか取材した。きのう、東京・墨田区の錦糸公園へ。子どもは皮膚が薄いため、やけどには注意が必要。
猛暑の中で目立っていたのが手持ち扇風機を持つ人の姿。事故の再現映像を紹介。NETE(製品評価技術基盤機構)製品安全センター・安元隆博が「手持ち扇風機のように小型で繰り返し充電して使える製品全般にリチウムイオン電池が入っている。衝撃を与えると電池内の構造が崩れて発火したり破裂したりする」などと話した。爆発には前兆があるという。
20日にはJR山手線の車両内でモバイルバッテリーが発火。スマートフォンの所有者は当時、モバイルバッテリーで充電。本体が熱くなったためバッテリーを取り外したが、その後発火したという。メーカーによるとこのバッテリーは発煙や発火の恐れがあるとしてリコールの対象になっていたものであることが分かった。高温の車内にモバイルバッテリーを放置した実験映像を紹介。NITE製品安全センター・安元隆博が「炎天下の車内など高温下には絶対置かない」などと話した。
電動アシスト自転車のバッテリーのトラブルには注意が必要。東京消防庁が注意喚起のたに公開した映像を紹介。NITE製品安全センター・安元隆博が「暑い場所に放置する場合はバッテリーを取り外すのが大事」などと話した。渋谷和宏が「古くなったら家電量販店には回収ボックスとかあるので、そこで捨てるとかそういったことが必要」などとコメントした。
