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きのうも全国的に気温が上がり、35℃を超える猛暑日が各地で相次いだ。汗をたくさんかく時期に気になるのが「におい」。においケアグッズを多く取り揃える、都内の生活雑貨専門店「渋谷ロフト」では、すでに品切れに近い商品も。ロフト・広報の神成翔子さんは「ジメジメが気になった日はドライシャンプーやボディーシートをご覧になる方が増えている」、「急激に暑くなった日などは冷感を感じられながらも消臭効果もあるようなものを選ばれている方がいる印象」などと話した。頭皮のにおいを防ぐドライシャンプーや足のムレ・においを対策するグッズが人気。なぜ汗はにおうのか。体臭を研究する、東海大学・理学部の関根嘉香教授によると、においに影響を与えているのは「皮膚ガス」だという。汗は放置することで皮膚ガスになる成分ができてしまう。関根教授は「冬の間に汗をかかない人が多かったと思う。その人が急に暑くなって汗をかき始めるとべとべとした汗が出てしまう。これは塩分を多く含んでいてなかなか乾かない。皮膚の常在菌が活発になり“汗臭”を作り出してしまう」などと話した。男性の場合は 30~40代になると「ミドル脂臭」と呼ばれる、チーズや使い古した油のようなにおいが発生する。さらに加齢臭も含めた3種類のにおいが同時に発生することも。においを抑える対策について関根教授は「普段から汗をかく習慣をつけておくと良い」などと話した。汗をこまめに拭き取ることも大事だという。