Nスタ (ニュース)
先月告示された千葉県知事選挙に、4人の候補者が挑んでいる。2期目を目指す現職の熊谷俊人氏は5党の地方組織が支持を受け、犯罪抑止対策の強化などを掲げている。共産党が推薦する小倉正行氏は水道料金の値上げ中止などを掲げている。NHKから国民を守る党の立花孝志氏、つばさの党の黒川敦彦氏は千葉県外で演説を行う前代未聞の選挙戦を行なっている。立花氏は出馬の目的は当選ではなく、内部告発に関する情報を自身に提供した兵庫県議に参院選に出馬してもらうことと主張している。立花氏の演説後、黒川氏が同じ場所で演説を始めた。黒川氏は自身に投票しないなら立花氏に投票をと呼びかけ「何票とろうとどうでもいい」との発言もあった。2人の行為について小倉氏は「公選法から逸脱した選挙運動だ」、熊谷氏は「公費が選挙活動に充てられている、県民の皆さんがどう思うかだと思う」など話した。総務省によると公職選挙法には基本的に選挙区外での選挙運動を禁止する規定はないとのこと。専門家は公選法自体を抜本的に変える良い機会なのではと話した。投開票は16日に行われる。