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おととい行われた箱根駅伝・予選会。スタート直前の気温は去年より7℃以上高い23.2℃と選手らは過酷なレースを強いられる。予選会は43校参加で本大会へは10校が進出する。各校最大12人がハーフマラソンを走り、上位10人の合計タイムで競う。注目は2年ぶりの本大会を目指す東京国際大学。去年よ予選会はわずか3秒差で東京国際は箱根への切符を逃した。そして今年も東京国際にアクシデントが。キャプテン・楠木悠人が8キロ手前で無念のリタイア。もう1つの注目校は総合優勝11回を誇る名門・順天堂大学。今年4月に順天堂のコーチに就任した今井正人さんは、現役時代に3年連続5区区間賞で”山の神”と呼ばれた人物。今井コーチはレース終盤、選手たちに学生時代ともに総合優勝を果たした長門俊介監督とともに選手たちを鼓舞。残り4キロを切った時点の順位は東京国際大学が9位、順天堂は10位で11位とわずか3秒差。最初にフィニッシュしたのは日本大学・2年のキップケメイで2年連続のトップ、そして中央大学4年の吉田礼志が日本選手トップだった。その後次々フィニッシュする中、東海大学3年のシュモンが残り約10メートルで途中棄権。その後、病院に搬送され意識は回復したという。過酷な環境で行われた予選会、いよいよ運命の結果発表。箱根の切符を手にした大学が次々呼ばれる中、2年ぶりの出場を決めた東京国際大学。途中棄権の楠木の目には涙が。神奈川大学が9位に入り、切符はあと1つ。ここで順天堂大学が14年連続66回目の出場を決めた。一方、11位の東京農業大学はわずか1秒差で箱根への道が絶たれた。東海大学は14位で12年連続出場を逃した。