めざましテレビ NEWS
サバの価格が高騰している。石毛魚類・小金澤勇輝さんは「昔は398円や400円だった。サバがすごく小さくなっている」と話す。現在のサイズは通常より一回りほど小さい。農林水産省によると、サバの漁獲量が減少している(2018年54万5000t→2024年25万6000t)。じゃつては10tの水揚げもあった静岡・伊東市の定置網漁も今月17日の水揚げは約700kg。海水温が上昇しサバの回遊が妨げられていることが要因として考えられるという。同様に値上がりしているのは鶏肉。スーパーセルシオ・鶴田部長は「ブラジル産の値段が上がってきており国産と値段が近くなっている」「需要が追いついてこなくなると値段は上がると思う」と話す。輸入鶏肉の7割を占めるブラジル産が鳥インフルエンザの影響で今月、農水省が輸入停止の産地を拡大した。18日、ブラジル政府は「鳥インフルエンザが国内の養鶏場からなくなった」と宣言した。農水省は、検疫データなどを基に輸入解禁を検討している。