ワールドビジネスサテライト (ニュース)
トヨタ自動車が手がける次世代技術の実証とし「ウーブン・シティ」が本格的に稼働をはじめた。トヨタグループの他、食品や教育など異業種も集まり新たな製品やサービスの開発を目指す。静岡県裾野市でトヨタ自動車が開発を進める「ウーブン・シティ」は約4万7000平方メートルに住居棟など14棟が建ち並ぶ。日清食品が提供するウーブン・シティ限定バーガーは入居者に提供、健康データを収集し新商品の開発につなげる狙いがある。こちらはダイドードリンコが開発した自動販売機で生理用品など購入の際に人目にふれたくないニーズにも対応している。またZ会インベンティブスクールは子どもの様子を複数のカメラで撮影、AIツールで分析し教育を最適化する。そのほかUCCジャパンの取り組みを紹介。ウーブン・シティの管理責任者を務める豊田大輔氏は「カケザン」をキーワードに参加企業との連携を増やす姿勢を強調している。
