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大手スーパーに米を納品する埼玉・越谷の卸売業者「ナカムラ米販」では昨年産の銘柄米の精米が行われている。中村貞昭社長によると、新米が広く流通する前に去年収穫された銘柄米を値引きして卸しているという。中村社長はこのあと、新米の買い取り価格を交渉するため生産者の協会を訪ねた。生産者は60kgあたり2万5000円以上での買い取りを求めていた。そもそも新米の価格は農協が農家に支払う前払い金が基準となって決まる。中村社長は「去年よりだいぶ高くなるだろう」と予測した。流通経済研究所の折笠俊輔代表は今後、米の価格は3極化すると指摘している。
