ZIP! 鈴木福の社長!教えて下さい!
エスビー食品のこだわり2つ目は、「ヒット商品開発には?を突き詰めるべし」。次に池村社長と福さんが訪れたのは都内・板橋区にあるスパイスセンター。途中通り名には「エスビー通り」と記載があった。これは今から90年前にこの場所に前身となる東京工場が建てられ住民の方々が親しみを込めて「エスビー通り」と呼ぶようになったとのこと。スパイスセンターの中には「スパイス展示館」という建物があり、青森県・鬼神社の分祀があり社員らが初詣をする場所が設置。2階にはエスビー食品100年の歴史が展示されており歴代ヒット商品が並ぶ。池村社長は数々のヒット商品を企画したアイデアマンで、ユーザーごとに様々なスパイスを企画しており、健康志向の型には有機栽培原料を使用した有機シリーズや、スパイス初心者には容量が少なく使い切りやすいスマートスパイスシリーズなどを発売。中でも大ヒットとなったのが簡単に世界各国の料理が作れる調理スパイス「シーズニングシリーズ」。発売から1年間で約3000万個を売り上げる大ヒットで、洋風スパイス市場が倍以上の172億円に拡大。ヒット商品を生み出してきた池村社長の企画者としてのこだわりは、ヒット商品開発ではニーズを突き詰めることだという。