LIFE IS MONEY 〜世の中お金で見てみよう〜 春の物産展をお金で見てみたSP
続いて百貨店の設けの秘密を調査。そごう千葉店の設けのカラクリは店舗の配置。50店以上が出店する春の吸収物産展。第ぎょ列ができていたのは長崎名物・角煮まんじゅうを販売する岩崎本舗とイタリア・ナポリ地方の郷土菓子スフォリアテッラ専門店のオスピターレ。スフォリアテッラはパイ生地を重ねて焼いたものの中にクリームを入れたスイーツ。2店舗の配置には集客戦略があった。入口付近に行列店を配置することで物産展の盛り上がりをアピール。さらにお客さんの購買意欲をくすぐる秘策があるという。物産展の魅力の1つがライブ感。実演販売点を外側に配置し、お客さんをまわらせ人のいない店を減らす。揚げ物のお店を横並びにすることで食欲をそそる。5億円を売り上げても儲かりにくいという。百貨店によっては人件費・広告費・設備費などを負担する場合もあり儲かりにくい。それでも百貨店が物産展を行う理由を解説。集客力アップさせ他店舗を回らせるシャワー効果を狙っているという。物産展開催中の客数は2割増となり、百貨店の売上は5%~10%UP。