相次ぐ火災事故で注目“安全計” 次世代モバイルバッテリーとは

2025年10月24日放送 7:21 - 7:26 TBS
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モバイルバッテリーの発火事故が相次ぐ中、より安全なモバイルバッテリーの開発・商品家が進められている。相次ぐ発火事故では先月都内で就寝中に充電していた女性からモバイルバッテリーが火が出たと通報があり男女6人がけが、7月にはJR山手線内で乗客が充電中にモバイルバッテリーから火が出て男女5人がけがをした。OKIエンジニアリングではリチウムイオン電池製品の発火原因を調査しているが依頼数は高止まり、過去発火事故を起こしたものは粗悪な製品が目立つということ。低品質な電池が出回っていることについて関西大学石川正司教授は「今年は以上に暑かったのでハンディファンがすごく売れたこともあり電池の取り合いが起こったよう。有名メーカーも信頼性に関して検証が十分でないような会社に製作を委託したところがあったとみている」とした。各メーカーによる発火しにくい電気の開発競争が始まっている。リチウムイオン電池には燃えやすい液体電解質が使用、製品不具合や劣化で内部ショートすると電解質が発火して事故につながる。エレコムのモバイルバッテリーは熱が上がりにくいナトリウムを使用し発火リスクが少ないがリチウムイオン電池を使ったものよりサイズが大きく価格面で2倍というデメリットもある。価格を抑えつつ安全性を高めた商品も登場した。電解質をゲル状にした準固体電池を使用、液漏れせず燃えにくいといい準個体市場には複数メーカーが参入している。また夢のバッテリーとされた8倍速度での充電可能な商品も実用化されようとしている。


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