ワイドナショー 東野幸治と有名人が斬るニュース
本格的な外交デビューをした石破総理大臣が、ペルーで開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議とブラジルで開かれたG20(20か国と地域)の首脳会議を終え、日本時間20日、政府専用機で帰国の途に就いた。その立ち振る舞いが、SNSで物議を醸している。指摘されているのは、APEC首脳会議で石破総理大臣が、着席してすぐにスマートフォンを操作したり、挨拶に来たペルー・ボルアルテ大統領やカナダ・トルドー首相に対し、椅子に座ったまま握手をしたこと。他の首脳も同じ様な振る舞いをしていたが、ネガティブな面が注目されてしまった。また、21日までの南米訪問に合わせた米国・トランプ次期大統領との会談は、米国の意向で仕切り直しとなった。一方、「103万円の壁」の見直しについては、20日、自民党、公明党、国民民主党が会談し、経済対策に「103万円の壁」を引き上げる方針を盛り込むことで合意した。国民民主党は、経済政策実行を条件に、石破政権が28日召集の臨時国会での成立を目指す2024年度の補正予算案に賛成する考えで、少数与党の石破政権が事実上の部分連合で導いた初めての成果となる。今後の焦点は103万円の壁の引き上げ幅となる。