サン!シャイン (ニュース)
約4時間半行われた自民・両院議員懇談会。冒頭の石破首相、森山幹事長の発言以外はメディア非公開だったが、懇談会の内部音声には執行部に厳しい批判の声が上がった。前幹事長の茂木敏充氏は先週土曜日に「スリーアウトチェンジ」と退陣を求め、旧安倍派だった西村康稔元経産相も自身のSNSで総裁選の実施を主張。自民党青年局は石破首相ら執行部の退陣を求めて幹事長に申し入れ書を提出している。そして次の焦点は議決権のある両院議員総会。2009年、当時の麻生内閣で自民党の支持率が低下し、「麻生おろし」が活発する中で行われた両院議員懇談会。続投を表明した麻生首相に対し、1人の議員が求めたのが両院議員総会の開催。当時「総会」は開催されず。昨夜、森山幹事長は議決権のある両院議員総会を開催する方向で今日の役員会で協議することを明らかに。FNNが週末に実施した世論調査によると、参院選の結果を受け、「辞任すべき」47.7%、「辞任しなくてよい」44.2%。世論調査の結果が議員の動向にも少なからず影響するとみられ、揺れ動く党内は混乱の真っ只中。両院議員懇談会を終えた石破首相は「自身の責任については今日の意見も踏まえ適切に判断したいと考えている」と述べた。