NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
一昨日の参議院選挙で自民・公明の与党が過半数割れしたことについて石破首相はアメリカとの関税交渉など様々な課題に直面していることを上げ、政治的空白を作らないために総理大臣を続投する意向を示した。記者会見に先立って石破首相は公明党の斉藤代表と会談し、日米間税交渉などの課題に対応する必要があるため引き続き両党で政権運営にあたる方針を確認した。また森山幹事長ら党執行部も続投させるとした上で、今後の政権運営については政策ごとに野党と合意形成を図っていく考えを示した。ただ自民党内からは責任を取って辞めるべきとの意見も出ている。自民党執行部は来週31日に両院議員懇談会を開催し、関税交渉が続いていることなどを説明して石破政権続投に理解を得たい考えだとしている。