サンデーモーニング (一週間のニュース)
明治神宮外苑の再開発問題。10月28日、樹木の伐採と移植が始まった。樹木の伐採は市民の反対や、東京都が事業者に保全策を求めたことなどから1年遅れの着工となった。現場には事業中止を求める日本イコモス幹部の姿も。現存する、およそ1900本の樹木のうち当初は700本以上が伐採される予定だった。見直しを求められた事業者側は今年9月、伐採する樹木を100本以上減らす案を提示。しかし、日本イコモスは、樹木の本数のみの報告で自然環境に与える影響を十分に検証していないなどとして、東京都に改めて審議するよう求めている。松原は「住民の不信は根強い。もともと高層ビルが建てられない場所だったが建てられるようになった。プロセスが不透明と指摘する国会議員もいる」とスタジオコメント。