日ビ 救命救急SOS 救命救急SOS 命の現場 奇跡の生還SP
剪定バサミで右手の親指を切創してしまったという男性は検査すると骨、血管が完全に切れており再接着術という手術を行う。ドクターヘリは遠く離れたところから早く患者を病院へ搬送して、専門医に繋げられるかが重要になってくる。ドラマについて看護師が荷物を背負って先生の元にいくけど、荷物の総重量は20.4kgであんなに軽くないぞって思っていると話した。前橋赤十字病院では自衛隊大型ヘリも発着できるヘリポートもあり、群馬県唯一のドクターヘリが運用され、通算出動件数は10000件超となっていて、20分以内で群馬県全域で到達可能。ドクターヘリのフライトドクターは10名おり、医師が必要なSOSに備える。
栃木の方からドクターヘリから受け入れ要請が入り搬送される。搬送されたのは70代女性で検査すると大動脈瘤が破裂して出血している状態で生命の危機と迎えていた。しかし患者は痛がる様子はなく、血栓化して今はコントロールできている状態で、ちょっと動かした拍子に出血する可能性もある。本来は同意書を頂いてから手術室に向かうのが筋だが後から頂く形で進めてもいいですかと連絡を取り、緊急手術を実施。セントグラフと治療を行い一命をとりとめた。
この日、いつもは1人のフライトドクターが担当するがこの日は2名。井上俊さんは新人フライトドクターでOJT中。まだ20回ほどしか乗っておらず、小橋さんの場合は独り立ちしたのは100例以上だったという。この日71歳女性で大動脈解離でショックの通報が入る。井上さんは小児科医だった頃から小児救急をやりたいと思っていて、まずは成人の救命救急を学んで勉強をしていると話した。続いて60代男性が木の伐採中に10m程度から転落したと通報が入り約24kmの距離をヘリで約8分で現場に向かう。ドクターヘリは有視界飛行が義務付けられており、日没後の飛行が出来ないため時間との勝負となってくる。