朝メシまで。 (警察・消防・救急・海保 全国一斉24時間レスキュー完全密着3時間SP)
海上保安庁機動救難隊の田中さんの朝メシまでに密着。朝6時半に機動救難隊がヘリで出動し、会場で船と合流。動く巡視船にロープで降下し要救助者2名をヘリに収容する訓練を行った。去年島根県で起きた漁船座礁事故では、ロープで隊員が2人を同時に釣り上げた。よる8時に基地に帰還し、ヘリを格納。よる9時からはクルーでの検討会を行った。田中さんは訓練でのハンドサインがヘリから確認できないと指摘された。1万5000人いる海上保安官の中で機動救難士は90名だけ。機動救難士になるには狭き門である潜水士になり、現場で経験を重ねる。その中で選ばれた者だけが機動救難士になれる。24時間以内に100km走る最終課題の100km行軍では、諦めない精神力を養う。夜間に出動がある場合は自宅待機の隊員が呼ばれる。起動救難隊は機内救急訓練も行っており、夜間待機しながら訓練映像を深夜までチェックする。朝7時に手作り弁当を食べた。田中さんは単身赴任中で働いたあと福岡に戻る。