ニュースウオッチ9 (ニュース)
告示があさってに迫る立憲民主党代表選挙。推薦人の確保に取り組む議員の動きが慌ただしくなってきた。タイムリミットが近づく中、3人目の立候補表明はあるのか。立候補に意欲を示している立憲民主党・吉田晴美衆院議員は、菅直人元総理大臣の事務所を訪問。支援を求めた吉田衆院議員に対し、菅元総理は推薦人になることを明らかにした。吉田衆院議員は「残りもう少しだが頑張っていきたい」と述べた。立候補を目指す立憲民主党・泉代表は、準備状況について「仲間たちが努力してもらっている」と述べた。有志の議員から立候補要請を受けていた立憲民主党・馬淵元国土交通大臣は、立候補を見送る考えを示した。立憲民主党・江田憲司衆院議員、東京・武蔵野市の映像。
すでに立候補を表明している野田元総理大臣は、政策を発表。野田元総理は会見で「国会議員の世襲の制限や議員定数の削減といった政治改革の実現などを訴えていく」とし、自民党・茂木幹事長が「増税ゼロ」の政策推進を行いたいと述べたことに関連して「防衛費増税なしの方向で考えていくべき」「茂木さんが言ったから、防衛費増税ゼロと言っているわけではない。自民党とイコールの考え方では決してないことは明確に申し上げたい」と述べた。立候補を表明した立憲民主党・枝野前代表は、北海道奥尻町を訪問し、町が運営する自動車整備工場を視察し、「高齢化、過疎化、さまざまな課題は放置すれば、20年、30年先には日本列島全体の課題になる。課題に対応していけるような政治が必要ではないか」と述べた。安倍元総理、党首討論について言及。