大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
海洋覇権をめぐる米中対立の行方について解説。深堀りポイント1.トランプ大統領が目指す造船大国の復活:アメリカ造船業衰退の背景は?アメリカの造船能力は中国の230分の1。1920年に制定されたジョーンズ法により外国との競争から保護され、アメリカの造船業は競争力を失った。レーガン大統領が造船業の補助金を撤廃。その後2013年までに300の造船所が消滅し、造船業の空洞化が加速した。造船業の衰退は海軍の艦艇にも影響している。トランプ大統領の復活戦略、日米関税交渉のカードなどについて出演者がコメントした。
深堀りポイント2.世界最大の海軍を率いる習政権:下餃子で狙う海洋支配。中国の海軍艦艇数は去年アメリカを上回り、2030年には1.8倍になる見通し。空母も続々と建造している。海洋強国の建設戦略として、中国政府の造船業界への補助金は19兆円。国際競争力が上がり、軍民融合が進んでいる。中国の海軍力増強の狙い、米中の海軍能力の評価、日本の貿易安全保障リスクなどについて出演者がコメントした。