ANNスーパーJチャンネル (ニュース)
米国とウクライナの首脳会談が行われ、カメラを前に前代未聞の激しい口論となった。トランプ大統領はホワイトハウスの玄関先で、ウクライナ・ゼレンスキー大統領を出迎えた。この日はウクライナの鉱物資源の共同開発に関する協定が結ばれる予定だった。首脳会談はにこやかな雰囲気で始まったが、このあと目を疑うような前代未聞の事態を迎えた。発端となったのはバンス副大統領の発言。この発言に対しゼレンスキー大統領と口論となり、その後トランプ大統領も加わった。ついには侵攻を受けている国の指導者に言ってはいけない言葉まで使った。会談を見守っていた駐米ウクライナ大使マルカロワ氏の心境は計り知れない。結局、予定されていた鉱物協定の署名式や共同記者会見は開かれず、世界が注目した両国の首脳会談は決裂した。そのあと、FOXニュースに出演したゼレンスキー大統領は「きょう起きたことは良くなかったと思う。謝罪はしない。私は大統領と、米国民に敬意を持っている。だから隠し事なく正直でないといけないと思う。私たちが何か悪いことをしたとは思わない」と述べた。ワシントンポスト紙によると、米国政府は会談後ウクライナへの支援中止を検討。CNNのキャスターも絶句。