大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS
アメリカのトランプ大統領は20日、次世代のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」の概要を明らかにした。「ゴールデンドーム」とは宇宙空間に多数の衛星を展開し、アメリカ本土に飛来するミサイルを検知・迎撃するという構想。1983年、レーガン政権時に作られた映像が流れた。東西冷戦下で、旧ソ連からの大陸間弾道ミサイルを衛星から攻撃し、宇宙空間で破壊できるよう構想したもので、通称「スター・ウォーズ計画」と呼ばれていた。それから42年、トランプ大統領は「ゴールデンドーム」の事業費が1,750億ドル(約25兆円)にのぼると明らかにし、自らの在任中の今後3年以内に完成させると語った。SF映画のようなこの構想は果たして本当に実現可能なのか。雨中の軍事利用に詳しい専門家は「アメリカ本土を守るためには、はるかに国防予算の数百倍の費用がかかってしまうかもしれない。アメリカ単体でやるとどうかと思いますが、新しい民間(企業)とかそういう同盟国、これらの力を借りることによって技術的に実現可能となる可能性はあるとみている」と語る。そして中国の存在も影響しているという。