満天☆青空レストラン (満天☆青空レストラン)
モロヘイヤはシマツナソという一年生の植物で春先に種を植えると4か月で収穫できる。エジプトでは紀元前から薬として珍重されクレオパトラも好んで食したとも言われる。モロヘイヤはアラビア語で王様の野菜という意味がある。モロヘイヤが群馬県で栽培されるようになったのは1990年代。養蚕業が衰退しカイコのエサとして育てられていた桑畑を生かすため野菜の栽培を模索する中で群馬の気候とピッタリだったのがモロヘイヤ。多くの葉を茂らせるが美味しく食べられるのは先端の数枚のみ。名人は粘りを引き出すため小さく剪定。葉の数を最小限に抑え1枚の葉に栄養を行きわらせることでネバネバ成分も増す。7月に約1200本全てを剪定している。