視点・論点 (視点・論点)
全国に約2200か所ある下水処理場。耐用年数15年を経過したのは2000か所と91%相当。49万km整備されている下水道管の耐用年数は50年とされているが、10年後には9万km、20年後には20万kmがこれを超過する見込み。下水道管の老朽化による道路陥没事故も起きているが、大規模なものは全体の2%程度。重要なのは点検・調査。自走式カメラなどが使われる場合も。問題が見つかれば修繕または改築が必要。修繕では、地面を掘削して古い管を交換する「開削工法」、地面を掘削せず内部から補強材を挿入する「非開削工法」の2つの方法がある。近年は後者が多く採用されている。
下水道管の修繕工事で多く採用されている、地面を掘削せず内部から補強材を挿入する「非開削工法」。方法としては、特殊な強化繊維を管内に張り巡らせる「反転工法」、内側に材料を螺旋状に送り込む「製管工法」などが一般的。下水道を複数の自治体で共同化する試みがあるように、現在では人的・財政的課題が深刻。専門家は「一過性ではない継続した議論が行なわれることを願っている」などコメント。