news every. (特集)
続いては横須賀市、京急本線・県立大学駅。駅から歩いて12分ほどのところにあるのが「鈴木精肉店」。1985年から続く街のお肉屋さん。店主は2代目の鈴木直義さん、先代の父・利美さんと母・千賀子さんで支える。炭火で半日かけてじっくり仕上げるやき豚は、継ぎ足しのタレに漬け込んで焼いている。そして店の名物が、金曜・土曜限定販売の焼き鳥。10種類あると言うメニューは、バラやレバーのほか豚の軟骨などお肉屋さんならではの珍しい部位もある。2日間で1000本以上売れるとのこと。そんなお肉屋さんの隣にあるのが「味処なっとく」。カウンター6席に、小上がりもあるお店。仕事中の昼食に立ち寄る人や、家族でやってくる人もいる。お肉屋さんならではの人気メニューが豚の肩ロースを使った「生姜焼き定食」、野菜は入れず肉だけで勝負。「レバニラ炒め」は水曜日限定のメニュー。中でも一番人気は国産の鳥肉を使った「からあげ定食」。注文が入ると鶏もも肉をカット、下味は付けないのがこだわり。衣に醤油ベースの味付けがしてあり、新鮮な肉の旨みをそのまま閉じ込めて油の中へ。1985年父・利美さんが開業した鈴木精肉店、お客さんに肉の使い方を教えていたことが飲食店を開くきっかけになったと言う。店の移転と同時に、隣に「味処なっとく」をオープン。それまでお持ち帰りで売っていたからあげは揚げたてが味わえるようになり、定食が人気メニューになったそう。