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能登半島地震では沿岸付近の海底活断層がずれ動いたとみられ周辺の海岸が大きく隆起した。富山大学や東京大学地震研究所などの研究チームは1月〜6月にかかけて能登半島北岸の約100地点で調査し、隆起した範囲や高さを分析した。結果、約80キロの範囲で隆起を確認。特に輪島市門前町吉浦では約5m50cm隆起、珠洲市長橋では3m近く隆起していた。富山大学の立石良教授は隆起の規模が大きかった理由について、“活断層からの距離が近かったことに加え断層が大きくずれ動いたことが影響した”と指摘している。