サン!シャイン 全国中継!地元を騒がせた”あのニュース”は今
江戸時代から続く能登・宇出津の奇祭「あばれ祭」。巨大な松明の周りをキリコが駆け回る様子が見られ、火の粉が降り掛かっても炎をものともせずに笑顔を浮かべる人々。去年は断念した仙人町も今年は参加する様子が見られた。初日は夜11時まで松明が燃え盛る中祭りは行われた。そして、2日目に入ると神輿が現れ、あばれ神輿が始まった。あばれ神輿に選ばれた寺下裕二さんは神様を喜ばすため神輿を命がけで壊すと話す様子を見せていた。地震を受けて宇出津では祭りをどうするか話し合ったが、祭りがあるからこそ元気になるのだとの思いからあばれ祭は続くことになったと話している。神輿は地面に叩きつけられ川へ投げられる様子が見られた。午前1時になると川の上流へ神輿が運ばれ、周囲の人が逃げ出すほどの火の粉の中神輿は進む様子を見せた。そして、午前2時前に八坂神社へたどり着くと日の中へと神輿が放り投げられた。無事に祭りをやり遂げた寺下さんはこの強い思いを自分が決めた後輩につないでいきたいと振り返った。