ワールドビジネスサテライト (ニュース)
SUBARUは、新型のハイブリッド車を日本で販売すると発表した。従来のモデルと比べるとモーターの出力が強いのが特徴で燃費も2割向上。燃費性能が高いストロングハイブリッドと呼ばれるモデル。SUBARUは当面、ストロングハイブリッドが顧客獲得のカギになるとみている。マツダが今月発売したのは「CX‐80」。マツダとして最も大型の国内モデルで家庭で充電できて、電気とガソリンで走れるPHV(プラグインハイブリッド車)も投入した。念頭にあるのはEV販売の鈍化。普及に時間がかかると見込まれる中、各社ともハイブリッド車やPHVの品ぞろえを強化している。スズキ「フロンクス」は世界70か国以上で販売している車。工場があるインドから日本に逆輸入しハイブリッド車のラインナップを拡充する。足元の販売強化によって、来たるべきEV時代に備えた研究開発や設備投資につなげるねらいもある。