ニュースウオッチ9 (ニュース)
自動車の関税について赤澤大臣は、アメリカとイギリスの合意を引き合いに出して、しばらく時間がかかる可能性もあると述べている。イギリスの場合、自動車について年間10万台までは関税を10%へ引き下げることで合意した。その後、貿易協定の文書に正式に署名したのが1か月余りあとの6月16日。そして、実際に発動されたのは、6月30日だった。日本が合意したのは7月23日だったため、引き下げにはまだ時間がかかるかもしれない。専門家からは「自動車の関税の引き下げが遅れれば遅れるほど、日本経済にとって大きな悪影響が出てくると指摘されている。政府はトランプ政権に対し、合意の履行を働きかけるとともに、国内企業の支援を急ぐ必要がある。