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長崎大学に残る被爆資料の劣化が進む中で修復費などを募るクラウドファンディングがスタートした。長崎大学の医学部・薬学部の前身にあたる旧長崎医科大学では長崎への原爆投下によって学生ら898人が犠牲となり、校舎のほどんとが焼け落ちた。長崎大学では多くの被爆資料が残されているが、カビが生えるなど劣化が進んでいるという。大学では被爆資料の修復・保存にかかる資金を募るクラウドファンディングをきょうから始めた。期間は今年8月22日まで、目標金額の800万円で、当時の医学生が着用していた血染めの白衣などの修復・保存にあてたいとしている。