ワールドビジネスサテライト (ニュース)
原田さんは円高は当面続くことが予想され、投機筋の動きからも可能性は高いと指摘している。海外の観光客が減ることではなく輸入インフレが抑制される肯定的な側面も考慮すべきと言及。また、アメリカではトランプ大統領が関税を延期したことで株安などが回避されたものの、円やユーロに資産を移動させる動きは強いとしている。為替相場は円が8%、ユーロは9%強くなったものの、原田さんは日銀短観では想定レートが147円台となる中吸収できる範囲と見られることから関税による影響のほうが懸念されるとしている。円高はドル安と同義であり、トリプル安が起きることが懸念される中でアメリカが無理やりドル安を主張することはないのではないかと見ている。