ワールドビジネスサテライト (ニュース)
後藤達也が解説。30日、マイクロソフトの決算がある。アップルやアマゾン、メタの決算発表も控えている。大きなテック企業が相次ぐ。今週、グーグルの親会社であるアルファベットの決算発表で、AI向けの投資をかなり増やしていくという話があった。収益も上がっているので株価はいい反応だったが、投資が収益に還元できるのかがはっきり見えないところもある。来週も相次ぐ決算の中で、どれぐらい投資が増えていくのか、それがどうビジネスに生きてきて、収益に生かせる道筋を示せるのかを見ていきたい。
30日、アメリカの4月から6月期のGDPが公表される。トランプ関税による経済への影響を見極めたい。個人投資だけでなく、設備投資など幅広い項目で出てくる。今のところアメリカ経済はしっかりしていると見られているが、GDPでもちゃんとした数字が出てくるのか。8月1日には雇用統計の発表もあるので、合わせてアメリカ経済の現状を見たい。
8月1日、臨時国会が召集される。自民党内からも石破降ろしが広まっているが、8月1日というと相互関税も始まるタイミング。石破総理がスタンスを変えてくるのかどうかを注目していきたい。