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和田寛は農林水産省元キャリア官僚だったが、2014年に白馬で働き始める。白馬のマウンテンリゾートでは、2019年には来場者数が夏季が逆転し増えている。和田寛は白馬の成功の秘訣を聞かれ、「隠れた資産」「外部の力」「面で堀り続ける」を挙げた。瀧口友里奈は、隣の村も一体で盛り上げていこうという発想が重要なんだろうという発見があったなどとコメントした。和田寛は、冬のスキー場というビジネスモデルに限界があるということで、若い女性の方にも来ていただけるようなリゾート地に大きくターゲットを変えたなどと話した。
白馬村は、長野県北西部に位置し人口約9000人の村だが、去年だけでも観光客が約271万人も訪れている。冬はスキー場に来るのが延べ89万人以上で、そのうちインバウンド観光客が46%。比率は年々増加傾向にある。来年6月から、宿泊税を導入する。持続可能な観光地経営のために財源確保が必要。宿泊税は大きな都市や観光地などではすでに導入されている。去年日本を訪れた外国人は3000万人を越えていて過去最多で、消費額は約8.1兆円で過去最高を記録した。日本政府は、旅行客数6000万人、消費額15兆円を目指している。15兆円を達成すると、日本の自動車輸出額に匹敵する。インバウンドが急増している今の状況についてマイナスを挙げた亀井正貴は、地域住民の観点からするとマイナスなどとコメントした。高岡達之は、日本は無条件に入れすぎではなどと話した。プラスを挙げた和田寛は、観光産業で稼ぐことをやらないと将来的な産業がなりいかなくなるなどとコメントした。