詳しく 迫る飢餓

2024年3月11日放送 10:11 - 10:15 NHK総合
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イスラエルはガザ地区全体を封じ込める政策を撮ってきた。そのうえで、ハマスの戦闘が始まると同時に電気・水・食料の搬入を止める「完全封鎖」を発表し、人道支援物資の搬入も交渉材料としていた。WFPは毎日最低でも300台のトラックによる食料の搬入が必要だが、現状は150台程度しか入れていないとの事。またガザ地区北部では治安の悪化に伴い、配給そのものが出来ない状況となっている。食糧事情は悪化し続け、大飢餓が起きる直前まで来ているとの事。そのためアメリカは食料投下を行い、11万3000食を提供した。しかしこれはガザ地区の5%の住民のほぼ1週間に1回の食事分にしかならないとの事。この状況に海上輸送を加えるとどうなるのか。海上輸送では1回にトラック200台分の物資が運べると見られている。支援ルートとしてキプロスから輸案が送する挙げられている。そのためにはガザ地区側に桟橋のある埠頭の仮説が必要だが、米国防総省は建設に2か月掛かる可能性があるとの事。また、イスラエルの攻撃によって倉庫が破壊され、道路網が寸断されている現状、輸送後にどのように配るのか、配給は誰が担うのかもはっきりしない。空からの投下にしても、海からの輸送にしても苦肉の策として進められている。そもそもイスラエルが支援物資を積んだトラックの搬入を制限しており、これは国際人道法に反している。危機的な事態の改善のためには食料を積んだトラックが市内に入り、安全に移動できるようにすることと停戦が求められる。


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アメリカ合衆国国防総省国際連合世界食糧計画ガザ地区(パレスチナ)イスラエル地中海キプロスアメリカ

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