豪雨が多い今年 何を備える?

2024年9月19日放送 7:35 - 7:45 TBS
THE TIME, THE TIME,マーケティング部

今年1月の石川県能登半島地震の際、停電が起こったある避難所では自動販売機を壊して商品を配ったケースもあった。防災安全協会・水口健事務局長は「自販機は停電の時に飲料が1本も取り出せなくなってしまう。そのため飲料メーカーが無償で提供できるようにしている」と話した。無料で商品が取り出せるように災害支援型自販機が全国に6万台以上ある。「災害救援ベンダー」「災害児童販売機」などのシールが貼ってある。いざという時どんな操作をすればいいのか。カバーを外して1分間ほどハンドルを回すと充電され、Q1分間の充電で2〜3本取り出せる。株式会社伊藤園・高橋穣は東日本大震災の時は43台ほど稼働して8000本搬出した実績もある」と話した。ハンドル式だけでなく自販機の管理人が専用のカギを使って非常用電源に切り替える方法もある。災害人に管理人が来なかった場合は自販機に記載の連絡先に電話する。また防災ラジオつき自販機は赤いスピーカーから100m先に届くほどの音量が出る。各地のFM局と連携し全国に100台以上設置されている。先月宮崎県でマグニチュード7.1の地震が発生し、政府は1週間南海トラフ地震臨時情報を発表した。警戒が高まった今年のお盆に問い合わせが殺到したライトがある。ポケットサイズのミニライトで点灯させるのに必要なのは水だけ。内閣府によると地震で停電が起きたら電力の復旧に6日かかると言われていてスマホの充電も困難になる。水で光るライトは最大で1週間点灯する。「アクモキャンドル」(水滴ライト)は暗くなっても水に浸すと明るさが戻る。今年各地を襲ったゲリラ豪雨。防災安全協会・水口健事務局長は「水害になると家の中への浸水や地下鉄の入り口の階段から水が地下に流れ込む。そこを止めるための問い合わせが増えている」と話した。兵庫県加古川市のフジ鋼業が作っている止水板・フロードガードは玄関などに置くと水害の被害を少なくすることができる。問い合わせ数は8月の前年比で20倍から30倍くらいとのこと。実験動画では止水板で囲った輪の中に水を入れるとプールのようになる。この性能に国内だけでなく中国、タイ、韓国など海外からも注文が殺到している。一般的に浸水を抑える「土嚢」は1袋約20キロだが止水板は4.4キロ。フジ鋼業・藤井健吾社長は海外で偶然、止水板の存在を知り販売を決めたが取り寄せた商品は水漏れがひどかった。そのため自宅に実験場を作成し一から止水板を開発した。


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