THE TIME, THE TIME,マーケティング部
農業界の流行語を日本農業新聞の石原邦子さんに紹介してもらうことに。様々なワードが見られたが「令和の米騒動」は米農家の減少・不作や備蓄意識が強まったことが背景にあるとしている。食べる輸血というワードも見られ、これは「ボルシチ」に使われ葉酸や鉄分の含まれているビーツのキャッチコピーという。ビーツはオイシックス・ラ・大地も2025年の注目野菜として注目している。神奈川・平塚市のビーツ農家 ちえんのうえんで話を伺うとビーツは冬になるとより赤くて美味しくなるのが特徴なのだといい、ベタシアニンというポリフェノールの一種が入っていることで独特の赤色は引き出されているのだという。砂糖の原料・テンサイの仲間であり冬は特に甘みが強くなる。ボルシチにするだけでなく、醤油や鷹の爪と合わせてきんぴら風味にしても美味しいという。
ビーツを扱ったグルメも増えていて、東京・渋谷区のWE ARE THE FARM 恵比寿店では「ビーツソースのケールサラダ」や「ビーツグァバミルク」など幅広いビーツグルメが提案されている。ビーツを使った健康食品も人気を博しているといい、パウダー状であることでより手軽なのだという。