NHKニュース7 (ニュース)
随意契約の備蓄米が販売された量は農林水産省によると先月22日までで東京や大阪などでは1000トンを上回っているが、山形など7県では販売量が50トンを下回っている。農林水産省はコメの生産が盛んな東北地方では需要が少ないとみている。先月22日までに全国で販売した備蓄米は1万8391トン。随意契約の備蓄米について農林水産省は、売り渡しの条件として来月末までに売り切ることを求めている。流通経済研究所の折笠主席研究員は、来月末までに売り切るのはかなり難しい可能性が高い、物流と精米をいかに効率的に進めていけるかがカギと指摘している。