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日銀が金融政策決定会合で政策変更決定。短期の市場金利を0.5%程度引き上げる追加利上げ(去年7月の会合以来)。政策金利は2008年10月以来、17年ぶりの高い水準で、預金の利息は増えることが見込まれる一方、金利の負担が個人消費や企業の投資にどのように影響するかが今後の焦点となる。植田総裁はこのあと記者会見を開き、今回の決定の背景などについて説明することにしている。先月の生鮮食品を除いた消費者物価指数の上昇率が3.0%まで高まる中、賃金の上昇を上回るペースで物価の上昇が続くリスクを抑える必要がある、との判断があったか。