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ことしの春闘で労働団体の連合は賃上げの流れを定着させて大手と中小企業との賃金格差の是正を目指す方針だが、その実現に向けて芳野会長は適切な価格転嫁が行われるよう政府や経済界に働きかけていく考えを示した。連合はことしの春闘でベースアップ相当分と定期昇給分を合わせて5％以上、中小企業の労働組合については6％以上の賃上げを要求する方針を決めている。去年の春闘で33年ぶりに5％台の賃上げを実現しことしはその流れを定着させる方針。また、去年は大手と中小企業で賃金格差が広がったとして全体の賃金を底上げしていかなければ日本経済の活性化は非常に難しいと述べた。格差の是正に向けては「適切な価格転嫁が行われるよう政府や経済界に働きかけていきたい」と述べた。