FNN Live News α もっと 投票の前に
日曜日が投開票の参議院選挙。FNNの世論調査では与党は非改選と合わせた全体の過半数維持に必要な50議席の確保に厳しい戦いとなっている。2日間の調査では全国の18歳以上を対象に電話で調査を行い3万3946人が回答。自民党は先週の調査でリードしていた「1人区」の半分ほどの選挙区で野党候補と接戦していて、比例では改選19議席に達するのが難しい状況。獲得議席は40台前半の情勢。公明党も改選3議席以上の選挙区に立てた候補者の多くが当落線上で、比例と合わせ改選14を下回る可能性が強い。
野党側では立憲民主党が選挙区で改選議席を上回る勢いだが比例で伸び悩み20議席台後半にとどまる情勢。日本維新の会は地盤の近畿以外で支持の広がりがなく現有の5議席前後にとどまるとみられる。共産党は東京以外の選挙区や比例で苦戦していて議席を減らす情勢。国民民主党は首都圏や東海の選挙区で優勢で、比例でも倍増の勢い。改選議席を大幅に増やし目標の16議席以上に迫る情勢。れいわ新選組は比例で複数の議席を獲得しそう。参政党は比例で全国的に勢いがあり改選3以上の選挙区で先行する候補者も複数いて、現時点では議席を2桁に乗せる情勢。社民党と日本保守党は比例で議席を得る可能性がある。全国的に接戦の選挙区が多く、今後情勢が変わる可能性もある。