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自動車メーカーはEVシフトを進めているが、部品メーカーも対応を迫られている。鉄やアルミを加工する創業51年の部品メーカーは、ピーク時の2018年には600種類を超える部品を作っていたが、マフラーなどエンジン車向けの需要は減少傾向で、今製造する部品の種類はおよそ4割減少したという。そのため、会社もEVシフトを進めている。去年からは丈夫で軽いアルミ製のEV部品の開発に取り組んでいて、通常は80以上の部品が必要になる車体のフレームを1つの部品として作る試作品を完成させた。部品メーカー・コイワイ・小岩井豊己社長は「会社の50年の歴史の中でここまで大きな変化はなかったと思う。なんとしても鋳物技術を高めて市場にお応えしていこうという思い」と述べた。