大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
AIエンジニア・SF作家・安野貴博が現地で見た米国大統領選挙。激戦州とされたミシガン州デトロイトから入ってオハイオ州、ペンシルベニア州、ニューヨークまで行き、10日間にわたって大統領選を現地で見た。安野氏によると、トランプ、ハリス両陣営ともにアプリを使ったデジタル戦略を駆使していた。民主党・ハリス陣営は、モバイルアプリ「Mini VAN」を使いボランティアの「戸別訪問」を効率化している。アプリには公開情報や訪問実績などで蓄積したデータをもとに、地図に連動して有権者の氏名、性別、電話番号、投票行動を一覧で表示。投票先を決めかねている有権者を優先的に訪問し、会話の例文も表示。浮動票の獲得狙いにアプリを活用しているよう。共和党・トランプ陣営が活用していた自動コールアプリ「i360」は、有権者に投票行動を促す電話をかけるもの。独自に収集した各州の投票記録や過去の選挙運動から得たデータなどを利用し、有権者のデータベースを構築。独自の算出方法でトランプ氏に投票する可能性のある有権者を抽出し、自動的に電話をかける。支持者の掘り起こしにアプリを活用している。