ANNスーパーJチャンネル (ニュース)
東京都議会議員選挙はきょうから期日前投票が始まった。関連動画は再生回数が1億回を超え、SNSを活用した選挙戦が展開されている。有権者が注意すべきことを取材した。立候補者は過去最多295人。今や選挙でも常識となったSNSでの情報発信。戦いはすでに告示前から始まっているという。選挙ドットコム・鈴木邦和編集長は「都議選直前の1ヶ月間を集計した結果で、全体ですでに1億回再生を超えている」などと話す。各候補はSNS戦略を強化。注意すべき点は「エコーチェンバー」。意見が近い者同士の閉鎖的なコミュニケーションで偏った意見が増幅される状況。同じような意見の動画を見続けると、一般的な意見と誤解する可能性があるという。さらに注意が必要なのが、SNSの誤情報。メディア側も対策を始めた。朝日新聞には「ファクトチェック編集部」が出来た。選挙中にSNSなどに出回る情報が正しいものかどうか有権者が判断に迷うケースが多く、メディア側に早急な対応が求められている。朝日新聞は、検証結果は新聞の紙面やウェブサイトで公開する。